確定拠出年金とは。投資対象などを確認

投資

確定拠出年金(DC)とは、掛け金を自らの判断で運用することで、その結果として受給する年金の額が変化するという制度のことです。確定拠出年金の特徴や、企業型・個人型の違いなどについて解説していきます。

確定拠出年金(DC)とは

確定拠出年金とは、加入者ごとの拠出された掛け金を加入者自らが運用することによって、運用結果に基づいた給付額が決定される年金制度のことを言います。掛け金がすでに決められているという仕組みから「Defined Contribution」の頭文字を取って「DC」とも呼ばれています。年金資産が個人ごとに区分されているため、いつでも残高を確認できるという特徴やある他、確定拠出年金制度の間で年金資産の持ち運びができるという点も特徴の一つ。

掛け金を拠出する場合には、企業年金の一つとして事業主が掛け金を拠出する「企業型年金」と、個人で加入して掛け金を拠出する「個人型年金」の2つのタイプが挙げられます。この制度は国民の高齢期における、所得の確保のための自主的な努力を支援する目的で平成13年に法制度化されました。

企業型確定拠出年金

企業型年金は、会社が従業員などの退職金や老後の年金の準備をするために行われる制度のことを言います。会社は従業員のための掛け金を拠出しますが、その資産は従業員個人が自らの判断によって運用されます。加入できるのは、民間会社で勤めている60歳未満のサラリーマンと限定されています。ただし会社ごとの規約によって定められていれば、最高で65歳になるまでは、60歳到達時に勤務していた会社の企業型年金に加入することが可能です。

運用商品については、企業型DCでは事業主が契約している運営管理機関が選定・提示したラインナップの中から、加入者が一つを選択するという方式を取っています。掛け金の額は会社内での役職などによってきめられており、制度上掛け金の上限額が決められています。掛け金自体は企業が負担してくれますが、投資・運用の結果はあくまで従業員の自己責任であるという点に注意しましょう。従業員の運用手腕によって、老後の資金を増やすことができます。

個人型確定拠出年金

個人型確定拠出年金は「iDeCo」という呼び方でも親しまれている、個人が自分自身の老後の年金を準備する自助努力の精度です。加入者自信が自分で掛け金を拠出することで、その資産が加入者自らの判断によって運用されます。加入できる対象は60歳未満の自営業者やフリーランス、企業年金制度のない民間会社のサラリーマンとされていましたが、2017年からは加入者範囲が拡大され、全ての国民が加入できます。

iDeCoは1人1口座のみ開設可能となっているため、数ある金融機関の中から運営管理機関を選ぶ必要があります。商品ラインナップとして投資信託や定期預金、保険などが用意されていますから、投資できるラインナップについて事前によくチェックしておきましょう。