MRFの投資メリットや特徴について

MRF投資

MRFとは、マネー・リザーブ・ファンド(Money Reserve Fund)の略称のことです。オープン型の公社債投資信託で、1円以上1円単位で購入できる点が特徴。商品を購入するメリットや特徴、注意すべきポイントなどについてご紹介します。

特徴や内容について

MRFは数ある投資の種類の中でも、ファンドに部類される商品です。信用度が高く残存期間が短いとされる、内外の公社債やコマーシャル・ペーパーなどを対象としています。最大の特徴は、1円以上1円単位で購入できるという点。毎日決算されているため、毎日収益が計上されていき、その収益が実績に応じて分配されていくという方式です。この収益として分配される分配金は、1か月分がまとめて自動的に買い付けされます。

安定運用を行うために、コマーシャル・ペーパーなどに対象を限定しているという特徴があり、独自のルールが設けられています。運用内容としてはMMFと混同されがちですが、MMFは公社債投資信託として別途、購入の申し込みが必要となります。MRFは証券口座に入金すれば自動的に運用されていくため、金融機関が行っている「預金」と近い存在と言えるでしょう。ただし運用成果は実績に応じて変動していくため、元本が保証されているものではありません。

MRFのメリット

特色や商品を購入するメリットとして挙げられるのは、信用度が高いコマーシャル・ペーパーを中心に投資することで、利益の安定性が確保されやすいと言う点。ここで言う信用力の高い商品というのは、国際政府保証付き債券、適格有価証券、適格金融商品などのこと。ポートフォリオの平均残存期間は90日以内とされています。私募によって発行された有価証券や取得時に償還金などが不確定な仕組み債などへの投資は行わないものとされており、元本の安全性が可能な限り確保されている点も特徴。

また、債権の満期構成についても流動性の確保を考慮した上で、分散投資が行われます。実績に応じて収益が分配される点は分かりやすいと言えるでしょう。また、原則として手数料なしで入出金できる点も特徴。オンライントレードを利用した入出金も可能とされており、始めるまでのハードルも低めです。2016年の税制改正では、利子や収益分配金、譲渡・償還損益なども申告分離課税・損益通算の対象となっています。

MRFの注意点

MRFは債権などを対象とするファンドですから、金利変動などによる組入債権による価格下落や、組入債権の発行体の倒産といった様々な債務状況の悪化などの悪影響を受けることで、基準価格が下落してしまうことが懸念されます。

そのため元金は保証されているものではないという点に注意する必要があります。また基準価格の下落によっては、損失が生じることもある点に注意しましょう。MRFはあくまでファンドであって、預貯金とは異なるという点も踏まえておきましょう。購入の前にリスクについてもよく目を通しておくと無難です。